STAAD.Pro Help

G.1 入力の生成

グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)(またはユーザー)は、STAAD入力ファイル(ファイル拡張子.STD)を介してSTAAD分析エンジンと通信します。その入力ファイルは、順番に実行されるSTAADコマンド言語の一連のコマンドで構成されるテキストファイルです。 コマンドには、解析、設計に関連する指示、またはデータが含まれています。STAADコマンド言語の構成要素と規約は、「STAADコマンドのテクニカルリファレンス」に記述されています。 

STAAD入力ファイルは、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)モデリング機能を使用するか、STAAD.Proエディタを使用して作成できます。グラフィカルモデリング機能は、対話メニュー方式で、グラフィックス指向のプロシージャを通して入力ファイルを作成します。一般に、任意のプレーンテキストエディタを使用して、STAAD入力ファイルを編集または作成できますが、STAAD.Proエディタをお勧めします。

注記: STAADコマンド言語の自動生成機能の一部は、GUIを使用してファイルを編集すると、GUIによって個々のモデル要素のリストとして再解釈されます。これが発生する前に、警告メッセージが表示されます。これにより、モデルやモデルの分析方法や設計方法に効果的な違いが生じることはありません。

STAAD.Proが幅広い構造を解析できることを理解することが重要です。一部のパラメトリック入力機能はGUIで使用できますが、入力の定式化はユーザーの責任です。プログラムには、構造入力がエンジニアが意図したものであることを検証する手段がありません。